負け続ける・・・。
いやー、負けっぱなしですね・・・。残念無念状態です。
さて、負けてる私が書いても全く持って説得力がないと思いますが、実は、順調に勝ってる時もあるのです。
勝ってる時と負けてる時は何が違うのか・・・というお話。
買いでも売りでもエントリーをする時は、何を指針にして売買をしてますか?
「底値から+300円上がったぞ!そろそろ売りで入ってみようかな!」
なんていう理由で売りポジションを持つと、そのポジションを持ち続けるのに、かなり精神的な負担が出てきます。
例えば、+300円上がったから売りで入って、ポジションを持ってから程なくして下がったとしましょう。
そのポジション・・・。いくらで利確しますか?
10円ですか?100円ですか?300円ですか?
+300円上がったら-100円下がる!なんて法則はないですよね?
平均線まで下がったら利確しよう!とかいうことになりますよね。でも、それが強い上昇トレンドの初動の動きだったとしたら、5本平均線・9本平均線にもタッチせずに、さらに上に伸びていくことになるかもしれません。
こういうことを防ぐためには、過去のデータを分析して、独自のシグナルを判断して、利確や損切りのタイミングにルールを設定するのが一番だと思います。
このシステムトレードも、自動売買で行う環境を整えればいいですが、
人の手を介して行うシステムトレードは、最終的に自分で売買の注文を出すことになりますので、「あと10円有利なところで指値いれたいな・・・」とか、「もしかしたら後10分待てば、損が減るかも・・・」なんて思ってしまうわけです。
私が買っている時は、自分で考えたシグナル通りに売買している時で、少しでも邪念を持って、自己裁量での売買を行った時は、大抵負けています・・・。
また、シグナルが出そうなところで、フライングエントリーすると、大抵負けます。負けずとも・・・利益が凄く少なくなります。
正直、この先、株や先物の値段が上がるのか下がるのかは、そうそう解るものではありません。
勝率80%の買いシグナルが出たとしても、利益が100円の時もあれば10円の時もあるんです。もっと言えば、20%の確率で負けることだってあるわけです・・・。
つまりは、シグナルが教えてくれることも結局は「あがりそう」「さがりそう」ってことですから、先の値段が約束されているわけではないのです。
相場の世界では、「歴史は繰り返す」だそうです。
状況に応じて、上がりそう、下がりそうという明確な指針(シグナル)を待って、シグナル通りに売り買いすることが、勝率アップの近道だと最近思っております・・・。